マガジン9号(05/01/26)一部感想言及

その日のうちに感想を書きたかったのですが、一応受験中なのでこんな時期に…。あ、ちなみに「言及」っていっても喧嘩売ってるワケじゃないんであしからず。



エア・ギア


(中略)


今週の内容ですが、正直な所よく分かりません。この「今週は意味不明」という印象は、「GetBackers」にも感じます。それは何故かというと、これらの漫画は作品を通して言いたいことが不明瞭というのもあるんだけど、そもそも今現在何が起こっているのか、何でそういう展開になっているのかということ自体が分からないんです。説明も伏線も足りないまま、登場キャラだけが理解して話が進んでしまっていて、ホントに読んでて置いてけぼり感が湧いてツライです。場面場面の絵はカッコいい物もあるんだから、ちゃんと分かりやすく話が書ける原作者を付けてほしいなぁ…。


週刊少年Blog!!(2005年01月27日)より 編集は俺

俺は「説明」と「伏線」に付け加えて「画力」が足りてないと思います。「GetBackers」で言えば最近の戦闘シーン。「殴り合ってそう」とかは漠然と読み取れるのですが、絵が変に細かすぎて全体を見たときワケが分からん事になってしまっています。「エア・ギア」もスケート(?)シーンとか「スゴイ、トリックをキメたらしい」ってな感じは大まかに伝わってくるのですが、具体的に何をやっているのかイマイチ良く分からないです。多分この2人は「静止している絵」(ex.扉絵)を描くのは中々上手な方だと思うのですが、「動いてる絵」を描くのは極端に下手だと思います。漫画の本編は常に動いてるもんだと思うんで、そういう観点から見たらこの2人は漫画家としての画力は最低クラスだと思います。



伝説の頭 翔
いやー、今週もキングクリムゾンが絶好調に発動しまくってますわ。クラブの奥でメガネ君がキスを迫る次のページでは、メガネ君と取り巻き以下全員が玄関に立ち並んでいて、更に次のページでは取り巻き全員、血まみれで倒れているんだもん。この場面場面の繋がってなさは、もはや匠の技。正にオンリーワン。誰も真似できないし、誰も真似するべきじゃない。


(中略)


週刊少年Blog!!(2005年01月27日)より 編集は俺

激しく同意。今さらツッコムのもアレなんですがこの漫画は「いじめられっ子がヤンキー(ワル)をシバク」という(作者的に)感動的なシーンさえ描けていれば他はどうでもいいという考えの下に構築されていて、さらにそのシーンを無限ループさせる最低クラスの漫画です。この漫画が連載されている事自体にマガジン編集部の悪意を感じます。しかし、逆にある意味で狙って描いているとしたらこれほど素晴らしい漫画も他に無いワケですが。




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週刊少年Blog!!