独断と偏見によるガンダムシリーズちょこっと感想その3

• 機動新世紀ガンダムX
  • 未見。ガンダムシリーズ唯一の打ち切り作品。

• 機動武闘伝Ｇガンダム
  • ガンダムシリーズには既存のガンダムの世界観を否定、破壊するいわゆる「(ガンダムによる)ガンダム潰し」というメッセージ性が込められている作品が多々あるのだが(個人的にZZガンダムが最初)。この作品は「ガンダム潰し」というメッセージ性を一番分かりやすく体現しているのかもしれない。既存のガンダム像にどっぷり漬かっている人は受け入れ難いが、それ以外の人だと十分楽しめる。ただここまで来るとガンダムファン以外はガンダムシリーズを観ないようになっているので、ある種のパラドックスが生じたり。

• 新機動戦記ガンダムW
  • ビジュアル面とストーリーの明確性に重きをおいた作品。格好良い、分かりやすい、という事からガンダム初心者にオススメ。ただリアリティという観点から観たら全くダメ。10万人そこそこの人間が死んだだけで戦争が永久に回避できるワケが無い。(キャラや機体へのツッコミは割愛)

• 新機動戦記ガンダムW〜Endress Waltz〜
  • 新機動戦記ガンダムWの完全な続編で劇場公開作。細かいツッコミは抑えておいて、キャラや機体の格好よさに存分に漬かるが良い！

実は新機動戦記ガンダムWからガンダムに入りました。なんだかんだいって結構良いメッセージ性だと思うんですが、絶対にありえない。理想だからこそ美しく、そして脆いもの、なんてところなんだと思います。