ディープインパクト負けちゃいましたね

好走するなんて初めっから分かっていた事なので結果には残念というしか無いです。ただ後は無事に帰ってきてジャパンカップ有馬記念で元気な姿をみせてくれる事を願うばかりです。


個人的には6:4で現役続行を望むのですが、現時点で何十億もの利益を生むと分かってる馬なのにリスクを犯してまで来年現役続行させるのでしょうか…。有馬記念を制しても現役続行させたらディープ陣営(主にオーナーに)僕は拍手をおくりたいです。いや、僕なんかに拍手送られても嬉しくないかもしれないけどさ。


さて、競馬に関してはゲームでほとんど知識を得て馬券なんぞもほとんど買った事のないミーハーな僕なのですが少し知ったかぶって競馬に語ってみようかと。やっぱり競馬が支持されるのは絶妙でお手軽なギャンブルという要素以外に「物語」という要素が大きく占めているのだと思います。ブラッドスポーツと評されるだけあって、血統云々で「〜の仔が父子の悲願を!」とかいうやつ。ああいうの大好きなんです。初めてやった競馬ゲームで入手したのが「トウカイテイオー」という馬で、僕は長年トウカイテイオーに特別な思い入れを持っていたのですが(ゲームでトウカイテイオーを贔屓するとかそんなレベルですが)、1年程前にちょっとした気まぐれでトウカイテイオーの血統とか生涯成績とか調べてみて鳥肌が立ちましたね。ざっと紹介すると


「皇帝」と呼ばれた七冠馬シンボリルドルフの仔にして無敗でクラッシック2冠を制す!大きく競馬ファンの注目を集めるもしかし骨折により菊花賞は断念。その後大舞台で勝ったり負けたりを繰り返すもやはり骨折に悩まされ続け、最後のレースはなんと12ヶ月もの骨折休養後の有馬記念。しかも前年11着と惨敗しているだけあって当時勝負にならないと思われていたのでは?しかしなんと最後のグランプリは見事に優勝!!


………なんてドラマチックなんでしょうか!(こういうのをスターホースの資質というのだと思います)。一年ぶりの引退レースがグランプリで堂々の優勝を飾るなんて常識では考えられせん!!まぁそんなこんなしたら「皇帝」と呼ばれたトウカイテイオーの父シンボリルドルフもどんなもんかと調べるワケですね、これがまた凄い!長くなるので詳しくは書きませんが現在でいうディープインパクト並、もしくはそれ以上の成績です。またまた物語は繋がっているんだなぁと深く感動。


トウカイテイオーについて少し長くなってしまいましたがまぁ結局何が言いたいかというと馬にはそれぞれ物語があり、人はその物語を読み取り感動していくのです!だから競馬は感動して面白いのだ!…と。そしてディープはこれからどんな物語を僕達にみせてくれるのだろうか。










ディープインパクト」で検索してはてなで見つけた面白いエントリ。





http://d.hatena.ne.jp/toshiya12/20061003
ナリタブライアンとディープを重ね合わせたお話。id:toshiya12さんにとってナリタブラインの物語は特別なものだったんだろうなぁ…と感じ、胸が熱くなりました。当時小学生だった僕もブライアンの姿は記憶は片隅に残っています。強い馬だったなぁ…。


http://d.hatena.ne.jp/tosaka_red/20061002
本当に競馬が好きなんだなぁと感じたエントリ。にわかファンへの冷ややかだけど熱い怒りがうかがえます。しかし11万の馬が世界を獲るとは…。後25日に書かれているエントリが切ないです(これも記憶の片隅に残っていました)。サイレンススズカ…。