DSがこない

ニンテンドーDS Lite ライト ジェットブラック

ニンテンドーDS Lite ライト ジェットブラック

2週間前に予約したのだけど未だにつかない模様。新品を買う事に拘っている僕なのでヤフオクという線は消えていて、ならばAmazonかというと定価より5000円近く高騰しているものを買うほど酔狂な人間でも無いわけで…。それならばと近場のゲーム屋で予約してみたのだけども…。


今の時代こんなにも新品を入手しにくいものがあるというのが素直な驚き。入手しにくいものと言えば僕の年代だとたまごっちを思い出す。本当にあれは凄かった。


近くのデパートで万年売り切れ状態。どこかしらか明日入荷するのでは?という情報が入る。次の日喜び勇んで買いに行こうとしたら開店1時間前からパチンコ屋朝イチの如くぞろぞろと並んでいる人達をみて唖然。中には主婦の方なども結構いたりして当時小学生の僕は「子供に頼まれて大変なんだろなぁ」と文字通り子供ながらに考えていたりしたもの。そんなこんなしていると開店し、開店すると同時に一目散におもちゃ売り場に全力疾走する一同。愕然とするも遅れないように僕も必至にダッシュ。息も切れ切れにおもちゃ売り場に到着するとそこには噂通りたまごっちがあった。「あったあった、たまごっちがあったー!」とクララが立ったばりに喜ぶ暇も無く始まるたまごっち争奪戦。同年代の子供が、主婦が1980円のたまごっちを巡って己の死力をかけた攻防を繰り広げる。主婦はたまごっちを奪い取ったら子供が手に届かないようにたまごっちを両手に握り締めたままめいいっぱい手を伸ばす。すると別の主婦がそれを奪い取ろうとして、空中戦は大人達同士で大混戦に。地上戦は地上戦でもっと悲惨。たまごっちを手に入れた人はそれを手放すまいと亀の如くうずくまるもさらにそれを奪い取ろうと大人子供入り混じっての大激戦。人間の山が瞬く間に出来上がる…。結局並んだ人間の中でたまごっちを手に入れれたのは約半数くらいのもの。僕はというと、なんとかたまごっちを手入れれたものの幾人かの主婦にのしかかれ満身創痍でした…。


今考えると(言い方は悪いけど)たまごっち如きに大人も子供よくもまぁあそこまで熱狂したものだと。近場のデパートに入荷するという噂も広告等が出たワケでも無かったのによくあんな不確定な情報で多くの人が並んだものだ。結局噂の出ドコも謎だし(今考えるとデパートの内部から漏れたんだろうなぁ…と漠然と感じます)。それにくらべると今のDSなんて可愛らしいものかもしれない。たまごっちは入荷待ち1ヶ月とかでその上であの激戦を勝ち抜かなければならなかったのだから。ここまで書いて気付いたけど今のDSの状況はPS2の初期やWiiの現状やPS3の極初期に似てるのかなぁとか思ったり。同じゲーム機同士だし。この中で買ったのはPS2だけだけどあれも予約待ち1ヶ月とかだったしなぁ…(流石にものがものだけにたまごっち争奪戦とかの状況になったらヤバイから現品販売はほとんど無く予約販売オンリーだった気がします)。


結論としてはDS早く届けという事で。(オチてないよォー)